薬学生・現役薬剤師におすすめ本!サクッと学べる人気の医薬品暗記帳!

Noriko

薬学性・薬剤師におすすめ本のご紹介です。
以前、「病単」についてお薦めしましたが、

姉妹本の「薬単」の第2版が出版されたのでゲットしました!

今回はそのブックレビューです。

 

今回ブックレビューするのはこちら。

新人さんは知ってる方多いかも?

国試に向けて、これで勉強している人多いですよね。

 



国試対策としておすすめの理由

 

Noriko

私が国試を受けたのはだいぶ前になりますが、

今の国試の印象としては、
もちろん時代と共に新薬も増え
覚えなければいけない医薬品が多く
より臨床的な内容の問題も多いため、

成分一つ一つについて覚えなければいけないことが多くて大変そうだな〜という感じです。

 

もちろん、薬剤師になるために、全ての薬の特徴を完璧に覚えられたらそれに越したことはないのですが^^;

やっぱりコンピューターではないので暗記にも限界があります。

 

国試に必要な薬が網羅的

薬単は、

これさえ覚えれば大丈夫!

という、太鼓判付き!

過去10年間の国家試験の問題を分析して作成されており
データに基づき作られているため、信頼度が高いです!

なかなか個人で10年分を網羅的にまとめるのは難しいですよね^^;

 

重要度別にランク分けされている

網羅的と言っても
全てを同等に学んでいるとやっぱり辛いですよね・・・

薬単は、3段階に重要度を分けているので、
まずは、この本の重要度マークが多いものから覚えていくと間違いないと思います。

 

そのまま単語帳のように暗記が可能

赤シートで重要な文字が隠れる工夫がされているため
そのまま、暗記カードのように使えるのもポイントですね!

私は自分でノートにまとめたり、覚えたいところを赤文字で書いたり
単語帳を自作していたたので、このまま使えるのは羨ましい。

 

Noriko

というわけで、
とにかく無駄な勉強はせず、
効率的に、確実に覚えていきたい学生さんにピッタリです!

私が学生だったら絶対これを使っていたと思います。

(私の時代はこういうのがなかったんだよ( ;  ; ))

 

 

現役薬剤師にもおすすめの理由

 

Noriko
次に現役薬剤師の目線で
ブックレビューしようと思います!

 

実際に現場に出ていて思うのは

「自分の知識には偏りがあるなぁ〜^^;」

ということです。

 

全ての科がある大病院の門前ならまだしも、

街のクリニックに近い調剤薬局だと、
扱う薬が偏ってくるのです。

私が働いている薬局は

内科、消化器内科、泌尿器科、整形外科、肛門外科、脳神経外科

といった感じで、大人のメジャーな内科系の処方は来るのですが、

 

眼科、皮膚科、小児科、産婦人科、精神科などの

専門性の高い処方箋はたまにしか来ません。

 

逆に、眼科のみや皮膚科のみの門前だと
外用薬が多く、内服薬に弱くなってしまいますよね。

そういった場合、

たまに来る診療科の薬を日々自分で学んでいないと

「なにその薬、初めて聞いた」

なんてことになってしまいます(⌒-⌒; )

 

Noriko

とはいえ、やはり全ての薬について深く勉強しても、
普段扱わない薬だと忘れてしまいます。

それは勉強不足だからなのではなく、
人というのはそういうものだから仕方ないと思うのです。

 

もちろん、薬剤師のバイブルとも言われる
「今日の治療薬」や、「治療薬ハンドブック」などで端から攻めていけばいいと思いますが、

自分があまり扱わない診療科だと、
どの薬が重要なのかよくわからないんですよね。

だから、とりあえず、薬単にあるものは特徴を覚えよう!

という感じで、苦手な診療科の薬を薬単でサクッと学ぶのは効率がいいなと感じます。

 

Noriko
嬉しいことに、
薬効別でまとめられているので学びやすいです!

 

中身はこんな感じ

写真の掲載は著者に許可を得ています

これはどれも調剤でよく見かける薬だけど

注意すべきことなど、意外に抜けてる知識を再確認できます。

また量が多すぎないのが本当に助かる♪

 

あと、巻末に用語解説があるのも助かります。

社会人になってから
聞いたことのない受容体や、作用機序などがたくさんあり
わからない用語があったら、巻末でそれらの確認ができるので重宝します。

 

現役薬剤師が使う上での弱点は?

現役薬剤師が利用する上での弱点としては
やはり元は国試向けに作られているので、
実際の現場で使われている頻度 = 薬単の重要度が高い

とはならないところです。

重要度が1でも、実際にはとてもよく処方されている薬だったりします。

 

また、用法用量などは記載されていません

ただ、その記載があると情報量が膨大になってしまうので
あくまで薬の特徴をサクッと学ぶ学び用の本として活用するのがいいと思います。

調べるには、やっぱり治療薬ハンドブック(特にアプリ)などがおすすめです。

 

Noriko

薬単に出てくる薬は抑えておきたいものばかりなので、
まずは薬単を開き

自信がない薬については、用法用量など添付文書などで深く学ぶと効率がいいんじゃないかな?と思います。

 

というわけで、今回は「薬単」ブックレビューでした!

 

おすすめの姉妹本「病単」についても以前ブックレビューしています。
気になる方はこちら⬇︎

薬剤師におすすめの本!ベテランにも新人さんにも使える病態本

 

著者のご紹介

余談ですが、これらの本を信頼しているのは
著者が、私がいつも参考にしているサイト

新薬情報オンライン

の木元さんだからというのもあります。

新薬について調べると、ほぼこちらのサイトで詳しく解説されているので助かります(^ ^)

薬学生や、看護学生さんの講師もやられており
やっぱり教える事に慣れている方が作ってるので
まとめ方が上手だなと思います。

 

Noriko
忙しい社会人にとって、無駄がないのが一番嬉しいですね。

 

 

学生さんは無料でゲットできるかも?

 

Noriko
条件はあるみたいですが
無料でゲットできるみたいですよ!薬単も!

成績優秀者もそうでない学生も
さらに4年生からゲットできるという太っ腹企画ですね。

今の学生さんはいいな〜
私の頃はこんなサービス全くなかったな〜。
いい時代だ・・・

詳しくはパスメドさんのこちらで紹介されているようですのでご覧ください。

⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎

薬剤師国家試験のための病単|使い方や評判は?薬学生なら無料で入手!

 

 

 

 

Noriko
というわけで、
今回は話題の書籍『薬単』についてまとめました。ところで、医薬品集として何を買うかお悩みの方には
治療薬ハンドブックがおすすめです!
毎年購入しています。
よろしかったら参考にしてください⬇︎⬇︎⬇︎

 

 

 

 

Norikoおすすめの転職サイト⬇︎
正社員のみでなく、パートや派遣にも手厚い対応でおすすめです!

 

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