今回は、前回の調剤に関するイソバイドのまとめに引き続き
美味しく服用する方法などを焦点に当ててまとめてみようと思います。
毎日のむお薬も、どうせなら美味しく飲みたいですよね。
参考にしてください！
イソソルビドのお薬は2022現在このようなラインナップです。
イソバイドの味ってどんなの？
『イソバイド』は『イソソルビド』の先発品にになりますが、
こちらの味は
「初め甘みと酸味があり、後やや苦い」
とのことで、何だかちょっとややこしいですね😅
特別な○○味というものはないようです。
というわけで、患者さんにも「まずい！」と不評なこともあるお薬です。
残念😓
イソバイドを美味しく飲むには？
メーカーとしては、
よく冷やし、水で2倍に薄めて服用する
を推奨しています。
キンキンに冷やすと飲みやすくなるようです。
ただ、これだけではまだ飲みにくい場合、対応策としては
・オレンジジュース
・炭酸水（コーラ）
・ポカリスエット
などで薄めて服用する案もあるようですが、
こちらは味の改善は見込めるけれど、実際に効果については確認していないため
あくまでメーカー推しではないそうです。
ちなみに、いろいろ調べてみるとこんな情報もありました。
福岡県薬剤師会のQ＆A
イソバイドシロップを飲みやすくする方法は？
によると
|
イソバイドシロップと各種飲料を１：１で混合して服用しやすさを評価した試験〔健常人33名対象、男性20名（27～52歳）、女性13名（25～55歳）〕がある。 その結果、オレンジジュース、コカ・コーラ、ポカリスエットの混合は、服用しやすさを有意に改善した（久保和彦ら：耳鼻と臨床 59(3),122,2013.）。 苦味を消すには酸味やうま味を加えるのが良いとされており、また、イソバイドシロップのpHは2.3であり、これらの飲料によるpH変化の影響は少ないと考えられる。 |
とのことです。
内容がほぼ一緒だったため、メーカーもこのデータから回答しているようですね😅
牛乳などの乳製品！これは分離してしまう恐れがあるため混ぜない方が良いようです。
というわけで、飲みにくいという方は
これらと混ぜて服用してみてはいかがでしょうか？
それでも飲みにくい場合はジェネリックへの変更を検討してみてもいいかもしれません
ジェネリックはどうなの？
現在(2022)ジェネリックは2つの会社から販売されています。
それぞれで剤形も異なります。
まずは先発品と同じシロップ剤について
✔️ジェネリックのシロップ剤「CEO」
こちらは先発品と同じシロップタイプですが、名前はシロップではなく内用液となっています。
・炭酸で割る
（すみません、私は実際飲んだことはなくて💦）
なかなか美味しいかも？
そのため、なぜか後発にすると支払いが増える可能性があるのですが、
✔️ジェネリックのゼリー剤「日医工」
では次にゼリー剤についてです。
・メーカー提供のフレーバーを使う
・コーヒーフレッシュ、アイス、ヨーグルトなどと混ぜて服用する
ちなみに、メーカーが用意したフレーバーは３種類
・ミルク・ココア・ヨーグルト
フレーバーの存在を知らない方は一度試してみてはいかがでしょうか？
気になる方は薬局で聞いてみてください。
コーヒーゼリーや黒糖ゼリーが苦手な方は
このゼリーも厳しいかもとのことでした。
というわけで、
ジェネリックには飲みやすさの工夫がされている！
というお話でした。
もし現在飲みにくくて困ってる方は薬剤師に相談を☺️
イソバイドの変更調剤については前回の記事こちらを参考にしてください
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