妊娠中・授乳中の薬について調べるおすすめ本&サイト

Noriko

今回は

薬剤師なら何度も苦労するのではないかと思う

妊娠中、授乳中の薬についての情報です!

使えるサイトなども載せましたので、よかったら参考にしてください。

 



王道の書籍

 

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妊娠中、授乳中の薬の安全性を調べる時なんだかんだで書籍の資料は安心ですよね。

こちらは王道の書籍です。

ただお値段がなかなかするので、個人で購入するというよりは、薬局で購入してるところが多そうですね。

 

① 妊娠と薬

お値段 : ¥14,300
発売 : 2010/12/10

各薬局に1冊欲しいところだけど何と言ってもお高い!
最新の第2版でもすでに10年以上経っているので
仕方ないけど最近の薬は載っていません。
データは詳しく対応例が記載されてるのが実践的

 

② 薬物治療コンサルテーション 妊娠と授乳

お値段 : ¥8,800
発売 : 2020/7/29

こちらは妊娠と授乳両方に対応した本
妊婦さんに対する情報量は妊娠と薬には負けるけど
第3版は情報が新しいです。
またお値段も少しお手頃なのが嬉しい。

とはいえまだまだ高いですね。

 

③母乳とくすりハンドブック改定第3版

大分県の薬剤師会で発行しているハンドブックです。

2010年度の物ははネット上で公開されています。

とても具体的でわかりやすいので、最新版の購入をお薦めします

安全性の根拠が学べるおすすめ本

 

 よくある不安や疑問に応える 妊娠・授乳と薬のガイドブッック

こちらは妊婦や授乳婦に対して
薬の安全性はどうなのか?薬物動態などから見極める考え方が学べます。
またよく出る代表的な薬の安全性についても
どうして安全といえるのか根拠と共に書かれているので
他の薬に対しても応用が効くのでオススメです。
では、書籍がない時インターネットで調べるにはどうすれば?
Noriko
本はいつも持ち歩いているわけではないし、
情報はどんどん古くなってしまうので、
今の時代はやっぱりインターネット上の情報が一番早いですね
というわけで、インターネット上での調べ方について取り上げてみようと思います

 

 

インターネットで調べられるサイト

国立成育医療研究センター

こちらの妊娠と薬情報センターでは妊娠中や、授乳中の薬についての情報
授乳中に安心して使える薬の一覧などが確認できます。
また個人で相談できるサービスなどもあるので、
相談したい方はこのサービスを利用してみるのもいいですね。

おくすり110番 (妊娠と薬) 

こちらはお薬全般の情報として有名なサイトですね。
妊娠と薬以外にも様々な薬の情報がまとめられています。
薬を検索すると、こちらのサイトに繋がることも多いのではないでしょうか?

 

 

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ところで、これらのサイトはどこから情報を得てまとめているのでしょう?
実は元々は海外のサイトのデータから作成されています。
ということは、こちらにない薬を調べたい時は、
その元となるサイトを検索すると良さそうですね。
では、海外のサイトも見てみましょう。

 

 

こちらは米国国立衛生研究所(NIH: National Institutes of Health)が運営するデーターベースです。
海外のサイトなので英語になりますが、
検索は簡単にできます。
また、自動翻訳機を使えば、英語が苦手でも問題なく快適に使えます
使用しているところを動画にしたので参考にしてみてくださいね!

Mother To baby (Fact Sheets)

こちらは、非営利団体の
北米催奇形性情報提供サービス(OTIS)が運営するサイト北米の14の大学や病院のからなる組織です。お母さんが気になる質問をQ&A形式で解説しているので
分かりやすい構成です。
LactMedよりも優しい説明のような感じです。

 

 

Noriko
以上の2サイトで信頼性の高い情報が得られると思うのですが、
他にもおまけにいくつかサイトを載せておきます。

BreastFeedingNetwork Drugs Factsheets

スコットランドで登録された会社で
こちらでは、薬の分類ごとに母乳中の薬の安全性や使い方などがまとめられています。
こちらも英語が苦手な場合は日本語に翻訳させて読むと気軽に使えますね。

The Drugs.com Database

Medicine use during Pregnancy or Breastfeeding

情報元: American Society of Health-System Pharmacists, Cerner Multum and IBM Watson Micromedex.
Mayo Clinicの記事で病状や病気に関する詳細な情報を提供していて
こちらも信頼性は高いと思います。
ただ、広告が入ってしまうので、ちょっと見にくいかも。
ちなみに、Mayo Clinicは病態や治療について一般の方でも分かりやすい解説がとても多く、
医療英語を学ぶのにもとても使えるサイトです。
こちら↓で気になる疾患があったら英語で学んでみるのも勉強になりますよ

 

 

翻訳におすすめのツール

Google翻訳でもまあなんとなく分かるのでいいのですが、

もっとより自然な翻訳をしてほしい時は

こちらの『DeepL』がおすすめです。

https://www.deepl.com/translator

比較的綺麗に訳してくれるので、自動翻訳が不自然だった場合は
こちらを使ってみるといいかもしれないですよ!

 

 

Noriko
というわけで、
私が妊婦さんや授乳婦さんの対応をする時によく使うサイトのご紹介でした。
とはいえ、まあ全てを見ることはないですが、
LactMedにもデータがないと書かれているときがあるので、
他のサイトには何かデータないかな〜?と思って調べていたら見つけたサイトなので、おまけに載せておきました。

 

Norikoおすすめの転職サイト⬇︎
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