医療通訳技能検定1次試験レビュー

 

 

Noriko
みなさんこんにちは。
今回はマイナー試験である
「医療通訳技能検定」
という試験の一次試験レビューをしていきたいと思います。
(2019〜2020年現在) 

 

Q. 医療通訳技能検定試験ってどんな試験?

Q. 一次試験ってどんな感じ?英語のレベルは?

Q. 一次試験対策ではどんな勉強をしたらいい?

Q. 通学型の学校ってどんな感じ?

Q. どんな人が目指してる?

Q. 主催している協会ってどんな感じ?

 
 
医療通訳技能検定試験ってどんな試験?
医療通訳技能検定試験は
日本医療通訳協会
による民間の資格試験です。 
詳細はこちら。 
要は、『医師ー患者の間に入って通訳する』 
ができることを証明するという試験です 
 
英語以外にも中国語、その他いろいろな言語で受けることができますが、
マイナー言語は、ある程度人数が集まらないと開催されないようです。 
英語と中国語で受ける方がほとんどみたいですが、

英語についてのレビューをします。 

 

一次試験ってどんな感じ?英語のレベルは?
年に2回(春・秋)実施
<必要とされる英語レベル>
*2級 TOEIC:620以上
*1級 英検1級 / TOEIC:840以上

 

<試験内容>
*一次試験:筆記試験
*二次試験:面接(実際の通訳)
になります。
 
1時試験対策ではどんな勉強をしたらいい?
一次試験は筆記です。
ちなみに、一次にリスニング試験はありません。 
一次試験は英語はもちろんですが、
医療知識も問われます。
   
こちらを見ていただければなんとなくわかると思うのですが、
まず、ここに出てくる単語リストの膨大な医療単語は暗記する必要があります。
ここは始めはしんどいと思いますが、
単語さえ覚えてしまえば、ある程度英語ができる方は
あとは医療知識だけです。
でも、半端ない量の専門用語があるので、
英語が得意でも、このリストを見ただけで拒否反応を起こして辞めてしまう方が多い様子。
(ネイティブも知らない単語がたくさんあると言っていました。)

  

そして単語を覚えるだけではなくて、

その部位が体のどこにあるのか、

どんな機能をするのか、

病気は一体どんな病気なのか
それらを、リストに載っているものはできれば全て覚えたほうがいいと思います。
なぜなら、ここから出題されると宣言しているので
どの単語が出てもおかしくないのです。

  

2級なら完璧を目指さなくてもいいと思いますが、 

 

1級を目指すなら単語はほぼ完璧を目指した方がいいと思います。

 

単語の暗記をしていて、
私が一番大変だと思ったのは解剖学ですかね・・・
 
まず、日本語ですらその単語がどこの部位を指すのかわからないものがあるため、
まずそこから暗記します。
そして、英語でも暗記して、体の部位も一致させて暗記します。
これがまた、結構細かいです。
例えば、尺骨、脳弓、橈側手根屈筋、視交叉、脈絡膜・・・
まずこれらは一体どこにあんねん!!  

 

ってとこからな訳です・・
日本語入力ですら変換してくれなかったり、
一般的な辞書には載っていない単語が満載なので、
一つ一つ発音を確認する必要もあり、
まあ・・・大変です・・・

 

グーグルさんに聞いても発音間違ってることが多いので
信用しないほうがいいです!

  

その辺の外人さんに「発音して!」
って頼んでも、こちらもあまり信用しない方がいいかも・・・
実際聞いたことが何度かあるのですが、
・・・間違っていました・・・💧

 

まあ、日本人だって医療用語の漢字読めないものたくさんありますよね。
英語は英語ですが、単語のルーツが異なるからフォニックスが通用しないのです。
一応私が信用してたのは
アルクの「キクタンメディカルシリーズ」
これ3冊ほど持っているので、
ここに載ってるのはこれを信用し、
ないものはネットで検索。  

 

意外に発音はYouTubeさんで見つかります。
単語発音に特化したチャンネルとかご存知ですか?
あるんですよねぇ。
最近はなんでもYouTubeで検索できて便利ですねぇ。

 

あとはこんなサイトもあります。

 

発音を調べるサイトはいくつかありますが、
それでも医療単語は見つからないことも多いです😭 

 

まあ、発音は一次試験には関係ないのでここではまだいいのですが、
結局二次試験もあるし、
正確な発音分からないとモヤモヤしませんか?
だからやっぱりちゃんと始めに調べた方がいいかなと。
また、書き取りですが、
1級を目指すなら、
ここに出てくる単語は基本的に正しいスペルで書けるようになっていた方がいいと思います。  

 

解剖学ではかなり細かい部位まで書かされます!
(選択肢じゃなくて書きます!) 
  
 
でも、協会から直前に、
ここかここかこの辺りから出しますよ〜!と予告されます。
なので、全て覚えなければいけないというわけではないのですが、
直前に予告されてから覚えられる量ではないと思うので、
やっぱり前もって完璧にしておいた方がいいんじゃないかな?
と思います。
 
それから、病名は選択肢が多いのですが、
これまた数問、書かされる問題がありました。
だから、結局病名も全て書けるようにした方がいいかと・・・
というわけで、   

 

リストに載っている単語は日本語・英語共に
基本、読める、書ける、場所がわかる、特徴がわかるにしておく
  
と、1級の1次は確実に取れると思います。
また、もちろん基礎英語力も必要です。 
他に翻訳の問題があります。  

 

 英語→日本語

 日本語→英語

両方あるので、単語だけじゃなくて基本的な英語力も必要です。 
この時、私のネックだったのは、漢字・・・
 
やっぱり、試験なんで漢字間違えたらダメだよねぇと思いつつ、
流石にひらがなで書くのも・・・という感じだったので、
試験では英語+私の場合漢字能力不足で苦労しました・・・
内容的にはどこかの専門書の記事とか、
医療ニュースの記事とかそんな感じの内容です。
 
ちなみに、この翻訳の問題も
「この辺から出ますよ〜」
と、協会から予告が出るので、その辺の記事を色々読んで、
使われそうな単語とかはチェックしておいた方がいいと思います。
 
この辺はもともと翻訳から入った方は有利かもですね。
 
 
あと、保険とか法律系、倫理系の問題もあります
この辺はちょっと厄介ですね。
 
過去問は数回分は手に入れて完璧にしておいた方がいいのと、
厚生労働省のHPもチェックしておいた方が安心だと思います。
特に、外国人の保険制度など最新の内容を調べて押さえておかないといけないと思います。

 

過去問は協会で購入できます。
ただ、解説はないのでわからないところは自分で調べる必要があります。
正誤問題など、一体どこが『誤』なのかわからないので・・・ 

 

通学型の学校ってどんな感じ?
通学型の通訳学校ありますよね。
私は見学などは行ったことがあるのですが、
実際には通っていないので、
通った方から来た話や、私のイメージになります。
どんなことを学ぶのかと何校か確認したところ
どこも時間の半分は通訳の勉強というより
医療知識のための時間だそうです。 

 

Noriko
だから、医療知識は持ってるから必要ない!
という方だと、もったいないかな・・・
私の場合、医療知識があるとは自信を持って言えませんでしたが、ここは独学でいける!
と思ったため、独学で頑張りました。

 

英語だけに特化した医療従事者向けなんかもあるので
そっちを検討してもいいかもですね。
ただ、そっちは逆に英語レベルが低かったりするのだろうか・・・?

 

試験はどんな背景の人が受けているの?
なんとなくですが、この試験を受ける方の背景は
主に3つあると思います。

 

これは、実際に受けた人などから聞いた背景なので、
全てがこうとは限りませんが、なんとなく、こんな感じの方が多いように思います。 

 

  1.  英語が得意で、すでに色々資格を持っている資格マニア
    もしくは、通訳などで箔をつけたいような、すでに
    かなり英語力のある方
  2. 英語を現場で活かしたい医療従事者
    (英語はそれほどでもないが向上心が高い)
  3. 医療従事者でかつすでに英語力がかなりある
    (帰国子女だったり、もともと英語好きなど)

だから、英語力も医療知識レベルも様々かなと。

 
そういった方が同じクラスに入るので
確かに内容は全員にとって適正かというと微妙かもですね。 
 
ちなみに、私は薬剤師ですが、
そこまでの医療知識はありません。
まあ、しばらくペーパーだったのでね・・・
一緒にしないでって言われるかも😓
 
結局私も1から学び直しました。
みなさん、「薬剤師なら有利だね」とおっしゃるのですが、
悲しいことにこの試験では薬の知識はほとんど問われないので、
そんなに有利ではありません。
 
医者や看護師さんはもっと臨床に強いと思うのですが・・・
私の場合、多少病態の知識があるというだけで
結局全部調べ直しました。 
 
ここで、「ああ、英語は問題ないし、医療知識なら自分で勉強できる!」
と思う方は20〜30万もする学校に行く必要はないと思うのですが、 
 
「自分では継続できる自信がない。」
「自分で調べるの嫌だから資料が欲しい!」
という方は学校に通うのも手かな。と。 
 
もちろん、学校では通訳の勉強もするのですが、
基本的に教材を使ってロープレするのがメインのようです。
これって、相手がいたほうが断然やりやすいので、
勉強仲間がいることはとてもメリットになると思います。 
 
ただ、教材持ってたら一人でもできなくはないんですよね・・・
もちろん色々コツはあるんですが。 
 
私は、
「うん、一人で全部できそう!」
 
と判断して、学校に行かずに独学で勉強しました。
でも、通われていた方はみなさんと交流もできるし、
ロープレの練習も効率よくできて、フィードバックもあるので
羨ましかったです。 
というわけで、 

 

時間とお金に余裕のある方は通われた方がいいと思います。
 
まあ、一次試験に関して言えば、
できる方は独学で問題ないと思います。
問題は二次試験。 
 
ちなみに、過去問は2年分くらいは研究しておいた方がいいと思います。
特に一次は古すぎるとかなり系統変わってるので、必ず新しい問題で。
過去問は協会で売っています。 
 
たまにメルカリとかでも出ていることあります😝 
 
試験に使った教材はインスタでレビューししています。
こちらでもまとめてみようと思っています。(*^_^*) 
  
主催している協会ってどんな感じ?
余談ですが、
この試験を主催している協会さん
基本優しいと思います。
(決して回し者ではありません😅)
 
というのも、先ほど書いたように
前もって色々予告してくれます。
問い合わせも丁寧に対応してくれました。
落とす試験というよりは、
「皆さんに頑張ってほしい!」
という思いがあるようなので、 
とにかくHPの更新はチェックして、
疑問に思ったらすぐに問い合わせした方がいいと思います。
 

⏬️ インスタで教材レビューしています(*’U`*)

 

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