こちらの記事は2020年作成になります。
現在の試験内容とは異なりますのでご確認ください
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前回1次試験のレビューをしましたが、
忘れないうちに2次試験のレビューをしようと思います。
ちょっと長くなるのでいくつかに分けて投稿していきます。
まず2次試験は何をするかというと
実際に通訳をします
ちなみに、2次試験は試験数週間前に
病気のテーマが発表されます。
注意:現在の試験様式とは異なります
今回は1ヶ月以上前だったのでだいぶ早かったですね。
私が1回目に受けた時(1年前)はもっと遅かったです。
毎回発表時期が違うと公平ではないので、
今後は1ヶ月前と安定してくるのではないでしょうか?
その時に2つの病名が発表されます。
今回は
・鎖骨骨折
・痛風
の二つでした。
その前が
・蕁麻疹
・尿路結石症
「病名が発表されるなら
準備ができるから楽勝じゃん!」
準備ができるから楽勝じゃん!」
と思ったそこのあなた!!
いやいや、結構準備大変ですよ💦
たとえば、今回の鎖骨骨折の場合、
・鎖骨骨折が起きた状況を訳したり
・手術の方法について訳したり
・術後のリハビリについて訳したり
・服薬について訳したり
・手術の方法について訳したり
・術後のリハビリについて訳したり
・服薬について訳したり
それぞれについて、いくつもの可能性が考えられるため
それら全てについて訳せるような状態にしなければいけません。
既往歴に関しては全く予測不可能だったりするので、
結局基本的な病名、薬などは覚えていないといけないし。
とにかく準備に結構時間がかかります。
2次試験では、厚生労働省の単語リストからしか出ないということはないので
基本的な英語力も求められるんですよね・・・
また、実際医療通訳を仕事として行う場合も
基本的には前もって患者の病気や状態を知らせてもらえます。
基本的には前もって患者の病気や状態を知らせてもらえます。
(メジャーな病気や、検診などは情報なくても対応できなくてはいけないと思いますが。)
もちろん、救急で対応しなければならない時もありますが、
その場合、内容によってはたとえ1級を持っていようが対応できないと思います。
1級は今のところ最高級ではありますが、
あくまで、メジャーな病気なら救急でもなんとか対応できる。
難しい病気の場合、前もって情報をもらえれば対応できる。
といった感じだと思います。
もちろん、勉強しないで1級取れてしまう方は
どんな場面でも通訳できるすごい人だと思いますが、
そういう方は医療に限らずなんでも通訳できるプロだと思います。
英検でもそうですよね?
帰国子女などは、なんの準備もなく2次試験余裕だったりしますが、
相当準備してやっと受かる人とでは英語力には雲泥の差があると思います。
まあ、それと同じです😓
そういうわけで、
私のように頑張って1級に受かるという方は
前もってかなりの準備が必要かと思います。
どんな勉強をしていたかは
インスタを見ていただければなんとなくわかると思いますが、
その内容についてはまた別の機会に書いてみようと思います。
インスタを見ていただければなんとなくわかると思いますが、
その内容についてはまた別の機会に書いてみようと思います。
ちなみに、
今回の試験から辞書が使用可になりました。
電子辞書か、普通の辞書(本)のみです。
だから、携帯は不可!💧
携帯は会場に入る時に預けます。
私は主にオンライン辞書を使っているので
電子辞書は使いづらいのですが、
そもそも試験中に調べている余裕はないと思います。
なぜなら、時間制限があるのです。
15分。
結構長いと思われますか?
これが意外にギリなんですよね。
この中にはまず自己紹介(もちろん英語)も含めます。
自己紹介の中に、通訳する上で患者さんにお願いしたいことなども言います。
私の場合言ったことは、
「私は〇〇と申します。今回通訳を担当させていただきます。
通訳を始める前にいくつかお願いしたいことがあります。
・まず医師に直接話してください。あなたが言ったことをそのまま訳します。
・正しく通訳するために、できるだけ短いフレーズで切ってください。
・ここで話されたことは一切口外しませんので安心して何でもお話しください。」
通訳を始める前にいくつかお願いしたいことがあります。
・まず医師に直接話してください。あなたが言ったことをそのまま訳します。
・正しく通訳するために、できるだけ短いフレーズで切ってください。
・ここで話されたことは一切口外しませんので安心して何でもお話しください。」
主にこの3つだけ言いました。
もっと丁寧な方だと、
「私が手をあげたら話すのを中断してください」とか、
守秘義務に関して丁寧に説明する方がいますが、
まず、実際の試験では
手をあげても止まってくれません。
なぜなら、止める場所が決まっているのです。
お願いしたら止まってくれるかもしれませんが、
印象が悪かったり減点になる可能性があるようです。
だから、試験官が止まったらそこで訳す
それを徹底した方がいいと思います。
メモとりや、記憶力などそういったスキルも判定材料にあるため
何度も切るよう要求する場合、その能力がないと判断されてしまいます。
だから、時間制限がある中
この自己紹介でやたら丁寧に言っても時間の無駄です。
また、丁寧に考えすぎていくと、
ここで忘れたり、緊張したりで詰まってしまったりすると印象悪くなったり
減点になってしまう可能性もあります。
それはもったいなさすぎる!!
だから、確実に何も考えずに空で言えるくらいの量にした方がいいと思います。
(長くても30秒くらいがいいそうです)
ちなみに、試験では試験官の言ったことが聞き取れなかったときは
何度でも聞き返しOKです。
ゆっくり話してとお願いしてもOKです。
何度でも聞き返しOKです。
ゆっくり話してとお願いしてもOKです。
ただ、
受けた方みなさんがおっしゃるのは、
「時間切れが一番怖い・・・」
だから、聞き取れなかったからといって
何度も聞き返すことはかなりのリスクになります。
ちなみに、私が初見で過去問にチャレンジした時
聞き返しなく比較的スラスラ訳せた場合、
自己紹介を含めて12分程度でした。
残りが3分もあると思われるかもしれませんが、
長い文章が聞き取れなかったという場合に、
1回聞き返すだけで1分近く取られてしまうことがあるため、
できるだけその時間をとっておいた方がいいと思います。
もし15分超えてしまうと
訳し終わっていなくても、試験はそこで中止になります。
訳し終わっていなくても、試験はそこで中止になります。
時計で測ることはできませんし、
そもそも、どこで終わりなのかわからないため
時計を持っていても意味がありません😭
というわけで、
重要な内容の時に聞き返せるように
時間に余裕を持たせた方がいいと思います。
う〜ん、
なんか長くなってしまったので
実際の試験の様子についてはまた今度😅
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